Git

Git for Windows でcore.useBuiltinFSMonitor=true is deprecatedのメッセージが表示される – core.fsmonitor=true を追加設定して解決

こんばんは、ウチイダです。

最近、VirtualBoxを使わなくてはいけない場面があります。

その時はWSLをオフにしているので、かわりにPowerShellやGit bashなどを使っています。

先日、git コマンドをPowerShellで利用したときに、以下のようなメッセージが表示されました。

hint: core.useBuiltinFSMonitor=true is deprecated;please set core.fsmonitor=true instead
hint: Disable this message with "git config advice.useCoreFSMonitorConfig false"

こんなの出ていたかな~と思いつつ検索してみると、2021年のリリースでgit for windowsに実験的に同梱されていたfs monitor を有効にするためのパラメータのようです。

現在は開発が進んで、実験的機能ではなく標準で提供されるものに位置付けられたので、パラメータの名称も変わって、古い方が非推奨になった…ということのようでした。

特に支障はないらしいのですが、毎回出てきてうっとうしいので、表示されないようにしたいと思います。

とりあえずメッセージに従って、fsmonitor の設定値をtrueにします。

> git config --global core.fsmonitor true

これでメッセージは表示されなくなりました。

ちなみに、fsmonitor というのは、gitコマンドの動作を高速化するために内部的に使われているプログラムだとのこと。

詳しく調べられませんでしたが、有効にしておいて問題はなさそうなので、いったんこのまま様子を見ようと思います。

以上です。あなたのお役に立てれば幸いです。

Git で、ファイルの一部の変更のみコミットしたい – git add -p

こんばんは、ウチイダです。

ここしばらく、10名くらいのグループで開発する案件で、デプロイ内容の確認などを行う役割を任せていただいてます。

それ以来、gitのいろんな機能を活用する機会が増えました。

その中でも、しばしば利用するのに毎回忘れてしまうのが「ファイルの一部分の変更だけコミットする」というもの。

コマンドラインから簡単にできます。

# 指定ファイルの変更内容ごとに、add するか確認する
$ git add -p filename

git add -p でファイル名を指定すると、変更箇所(hunk) ごとにコミットステージに乗せるかを確認してくれます。

今回のコミットに含めたい部分はy, それ以外はn を入力していきます。

あとはいつもどおりにコミットすればOKです。

実装内容の切り戻しや、プロダクション環境へのリリースに際して、コミットは細かくしてあったほうが便利だなと最近実感しています。

RevertやCherryPickの操作をするときに、細分化してある方が結果的に楽なんですよね…

以上です。

あなたのお役に立てれば幸いです。